犬に最も多いとされるガンの病気

子どもの頃に実家で飼っていた小型犬がガンになりました。もう20年以上前のことです。
 散歩の首輪をつけるあたりにコリコリと瘤があるのを見つけ、かかりつけの獣医に連れて行ったところ、ガンと分かりました。食事は普通のドッグフードしか与えておらず、特に不摂生をさせたわけではありません。10歳を過ぎていたので、加齢によるものだったと思います。
 マルチーズ系の雑種で本当に小さい犬だったので、先生も「喉にできたガンが大きくなると飲食ができなくなる」「身体が小さいので手術しても取りきれないだろう」とおっしゃいました。
 彼(オスでした)は大事な家族の一員です。小さな身体、しかも老犬にさしかかっていて、そこに手術の負担をかけるのが良いことかどうか、ガンがもっと進行した場合のケアはどうするのか、家族で話し合いました。
 私は当時中学生でしたから、とてもショックでした。物心ついたころから一緒に育った兄弟のような愛犬です。その彼が、苦しい闘病生活に直面している。そして、その果てにいなくなってしまうかもしれない。
 結局、家族の気持ちは同じでした。本人を苦しめることになるだろうけれど、少しでも長く一緒にいたい。エゴと言えばエゴです。
 一度手術をしました。切除の傷が治ったあとは、以前と変わらずドッグフードもよく食べ、毎日元気に散歩もしました。
 しかし半年後、やはりまた同じ位置にコリコリと瘤が膨らんできました。再度の手術は無理でした。
 それからの数ヵ月は、本当に正しい選択だったのか、今でも思い出すたびに悩みます。
 ドッグフードも喉を通りづらくなったので、ふやかしたドッグフードや水をシリンダーで口に注いでやりました。痛みでキャンキャンと発作的に激しく鳴くこともあり、その時は治まるまで家族が抱きしめていました。
 亡くなった時はガリガリに痩せていた彼。本人にとっては、早いうちに楽にしてやった方が良かったのかもしれません。家族のエゴで苦しみを長引かせてしまったのかも。
 もっと早く見つけてあげれば結果は違ったのか、あるいは他の決断をしてやるべきだったのか、何年経っても答えは見つかりません。

天国への旅立ち

昨年、14年間一緒に暮らしていたシーズー犬が天国へ旅立ちました。
 この子は5歳ぐらいの頃から突然、自分で食事を摂ることが出来なくなり、次第に自力で歩くこともままならない状態にまでなりました。その状態は5歳以降ずっと続きました。動物病院の先生曰く、病名は「不明」。突然のことだったので、家族全員動揺し、元気が無くなった当初は、家族全員が「この子をどうにか生かせてあげたい」という思いで、必死に介護・看護をしていました。
 自力で食事も出来ないこの子には、1日3回ペット用缶詰栄養食を水やぬるま湯で溶かし、それをシリンジ(注射器)で口に入れてあげる…という方法で、家族が介助して食事を摂らせていました。一番痩せていた頃の体重は1.8kgほどでした。
 しかし、その1年後には体重は500gほど増え、フラフラしながらでも歩ける状態になりました。
 『歩ける状態』といっても散歩ができるほど動ける状態ではないですし、そうなってくると当然排泄の世話もしてあげなければなりません。幸いこの子はイイ子でしたので(親の欲目ですみません^^;)、ウンチやオシッコを漏らしてしまうということはほとんど無く、便意や尿意をもよおすと「ワンワン!」と大きな声で吠えて、家族の誰かに訴えてくれました。そして、家族の誰かがトイレ(シーツを敷いた場所)に抱っこして連れていって用を足させる…といった感じでした。
 「原因不明の病気」ということなので治療法も特に無く、食事はペット用缶詰栄養食だけでオヤツを与えることもなく「この子もなんだか可哀想だし、私たちも切ない」という気持ちが家族全員の中にあり、天国へ旅立つ直前まで、車で出かける時は必ず一緒に連れて行ったり、私たちが抱っこしながらの『散歩』も楽しみました。夜眠るときも家族の誰かと一緒のベッドで寝ていました。
 そんな状態だったので、長い間私たち家族は旅行も遠出もできない状態で、大変なことの方が多い日々でした。しかし、心の病を患っていた妹の支えになってくれたり、ただその子が居てくれるだけで救われることが数えきれないぐらいたくさんありました。
 今年の夏、1周忌を迎えます。命日には、元気だった頃のお気に入りだったオモチャと花を持って、この子が眠っているお墓に家族全員で「ありがとう」を伝えに行こうかと思っています。

突発性前庭疾患というめずらしい病気

こんにちは、無事16歳の誕生日を迎えられたシーズを飼っている者です。今年(2015年3月3日)、朝の散歩は普段通り普通に行けたのですが、帰ってきたら急にフラフラしてしまい、立っているのも困難な位になっていました。吐くことはありませんでしたが、目が左右に激しく動き、首も左に傾いて悲しそうな声で鳴くので、子犬のころからお世話になっている自宅近くの動物病院に連れて行きました。そこでは、脳腫瘍の可能性が高いと言われ、これからは寝たきりの状態になり、水を飲ませるのも、食事を摂らせるのも介護が必要になると言われ、非常にショックを受けたのを今でも覚えています。その診断に納得がいかず、インターネットで調べて自宅から車で40分ほど離れた動物病院が評判が良いので、そこに連れて行きました。(愛犬を助けていただいた病院ですのであえて病院名をだしますが、蓮岡動物病院です)何度フラフラで倒れこんでも起き上がろうとする愛犬の生きようとする姿に、何とか助けてあげたいと思ったからです。自宅から40分ほど離れた病院は東大阪にあるのですが、(私は大阪在住です)待合室で待っていると愛犬のぐったりした姿を見て、すぐに診察してくれました。その獣医の診断は、「突発性前庭疾患」の可能性大とのことでした。脳腫瘍の可能性は低いと言われて安心しました。突発性前庭疾患とは、脳の以上には違いませんが、人間でいう耳の奥の内耳にある前庭(人間で言うと三半規管にあたります)に疾患があり、激しいめまいを起こす病気だということでした。内服薬としてステロイド剤を主に治療を続け、無事3月23日の16歳の誕生日を迎えることができました。最初のころは水も食事もとれないほど弱っていましたが、4~5日ほどで、自分から水を飲めるようになり、食欲も回復してきまいた。高齢犬ですので、まだ少しふら付いています。良くなったとはいえ、散歩の距離も格段に短くなってしまいました。高齢であるがゆえに、回復が遅いのかもしれません。ですが、症状が出始めた頃を思うと、非常に重い症状があまりに突然現れたので、もうこのまま愛犬と悲しい別れを覚悟しなくてはならないのかと、とても辛かったです。しかし、今の獣医さんに治療してもらううちに徐々に症状も改善の方向に向かっています。その獣医さんが言うのは出来るだけ早い段階で薬を飲まない状態にしたいのですが…。とのことです。人間が薬を服用するのと同じように、犬も長い期間薬を服用し続けると副作用が心配になってくるからです。現に、副作用として多飲多尿になりました。わが家の愛犬がなった「突発性前庭疾患」は前触れなく襲ってくる病なので、前兆がないので、気を付けてあげることは不可能です。ですが、愛犬が病気になって改めて愛犬の存在の大きさに気づきました。これからは、愛犬との時間をもっと大事にしなくてはならないと感じました。愛犬と過ごす時間は限られています。ですから、愛犬と過ごす時間を大事に過ごしてくださいね。

突然の心臓病診断

私の家には10歳になるミニチュアシュナウザーがいます。
とにかく人懐っこく、初対面の人に対してもすぐ甘えてしまうほどフレンドリーなんですが、
女の子なのにやんちゃで、飼い主である私の言うことをあまり聞かないおてんば娘です。

毎日の散歩が大好きで、私がリードを持つ音が聞こえると、
遠くにいてもワンワン吠えて催促するほどです。

するとある日のこと、確か6月下旬頃の蒸し暑い日だったと思いますが、
夕方に散歩をしていたら突然フラフラしだし、その後気を失って倒れてしまいました。

それまではなんとも無く、普通に元気だったのですが、
急にフラつき、バタっと倒れてしまったのです。

それでも数秒後には自力で立ち上がり、また歩き出しましたが、
表情は苦しそうで、足腰がガクガク震えていました。

これはおかしいと思い、散歩を中断して病院へ直行しました。
病院での診断結果は心臓病でした。

心臓の活動が弱く血がうまく流れないので、
結果的に酸素が脳に運ばれにくくなっているそうで、
それによって酸素不足で気絶したらしいです。

手術してペースメーカーにすればひょっとしたら改善されるかもしれないと言われましたが、
同時に、高齢ということで手術に耐えられないかもしれないとも言われてしまいました。

結局体の負担を考え、手術はせず毎日の薬で治療することを選択しました。
その後、毎日食事と一緒に薬を飲ませていますが、あまり良くなっているとは思えません。

秋や冬など気温が低く、体に負担の少ない時期なら気絶することは無いのですが、
夏になるとどうしても呼吸が荒くなり心臓に負担がかかってしまうので、一日に何度も気絶します。
その度に体をさすって呼び起こすのですが、正直かわいそうでたまりません。

すぐにでも治してあげたいのですが、薬を飲ませる以外に方法が無くどうすることもできません。
今年もまた暑い季節がやってきます。無事に乗り越えてくれることを願ってやみません。